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実力どおりにテストで点が取れない・・・3つの解決方法

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実力どおりにテストで点が取れない・・・3つの解決方法

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今回は阪急豊中校から算数・数学担当の三宅先生にお越しいただきました。三宅先生よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

今日は子供たちが持ってる力を最大限に出し切るポイントは、テストの受け方にあると聞いているんですけど、それをご紹介いただけるということでよろしかったですか?

もう~… もったいないですよね。実力あるのにケアレスミスしちゃったりとか。

そうですね。

悔しがっている子達ってすごく多いじゃないですか。なので、ちゃんと実力をテストに反映させるという意味で、受け方が大事という話をご紹介します。

保護者懇談でも「うちの子ケアレスミスが多くて…」という声は非常によく聞きます。ぜひご紹介いただけたらと思います。

テスト開始時に真っ先にすべきこととは?

まずは1つ目を教えて下さい。

1分以内ぐらいでさっとで大丈夫なので、「最初に問題全体に目を通す」です。

「時間足りなくて最後の方が全部真っ白になっちゃった」とか、「1から6まで順番にやっていって終わりです」とか、こういう子も結構いますよね。

あとは始まった瞬間ですね。「時間を無駄にしないぞ」という気持ちは 大事なんですが、「よーい スタート!」が始まった瞬間に、1秒後には問題解き始めてる子たち。1の1の1の1を解いている。

「よーいスタート!」 ガガガガガッって 始めちゃう子が多いので、そういう子たちを見ていると、まず問題全体に目を通そうよという風に思うわけです。

なるほどですね。

その理由ですが、主に2つあります。

まずは時間配分に関して、本当に「時間足りないよ」ということだったら、問題全体まず把握すること。

この問題でいけるな、ここちょっと難しい問題だな、最後に図形がこれだけあるんだな。これだけ分かるだけで全然違います。

もう簡単に目を通す。これだけで時間配分がよくなります。

なるほどね。

もう1つが意外と算数で大きいのがメンタルなんです。

1から順番に解いていって、次のページで知らない問題、ページをめくる度にまた知らない問題が出てくる。これって結構しんどいんです。

それを40分以内に全部さばききらないといけない。テストはそういう競技なんだと子どもたちは勘違いしちゃっているので、そこをまずは全体を見てどういうふうにやっつけていくか考えてやるだけでしんどさが違ってきます。

この2つの点で、最初に問題全体に目を通すというのが1つの大きなテクニックになってきます。

これは意外とやれていない人多いかもしれないですよね。

中学生のお子さんとかでも、やっぱりもう1の1の最初からダーッと順番にやっていって、分からない所を飛ばしたりしつつ、最後まで走りきったり走りきれなかったり、がすごく多いんですね。

そうなんですね。1つ目のポイントは「問題全体を最初に見る」と。

問題を解く時の注意点

では、2つ目はどうですか?

「途中式を書く」

算数・数学にフォーカスしていますが、他の科目でも共通点はあるかなとは思います。ちょっと簡単に例を書いてきていますので見ていきます。

ちなみに最初に言っておきますけれども計算ミスしています。

途中式

小学5年生の通分を使った分数の足し算をテーマに1つ書いてきてます。こういう途中式非常に多いんです。

そうですね。駄目なんですかこれは?

絶対ダメです。

小学生のお子さんで多いのがこの形で、2/5と1/8で5と8だから、最小公倍数の40分のに揃えよう。

じゃあ、2/5は16/40、1/8は8倍するから8/8、みたいな感じで。もうミスっているんですけれども…

こういう書き方することは結構多くて。ミスをなくすために途中式書けっていう場合は結構多いと思うんですが、それだけじゃなくてもう一つのいい例が…

ちゃんと書くとこうですね。

途中式

まずは2/5足す1/8を通分します。16/40+8/40で分子を足し算してこう。そして約分していこう。

大人が見たら何かおかしいと気付きますが、子供たちは意外とここに気づかないというのがあるので、こういうふうにあえて書いてます。

なるほどね。

これの良い点は、一手一手書いてあるので、まずは通分という一手で書いている。足し算という一手で書いてある。約分という一手で書いている。一手一手がひと目で見て分かる状態な訳ですね。

となると、ミスしにくいのに付け加えて、見直しがしやすいんです。

なるほどね。ほー。

見直しする時に良くない式を書く子だと、もう一回解き直しちゃうということが多いのですが、時間のロスが一つ大きいのと、最初にやったミスと同じミスを繰り返す、ということが多いです。

それに比べて最低限足跡を残しておくことで、見直しの時に目で見て確認できます。通分できているかな?8倍…5倍…5あっ!5倍じゃなくて8倍しちゃってた!危ない危ない、という風な形で…。

最初の通分の一手でミスていたってことに気付けます。見直しに役に立つのがこの途中式の書き方ですね。

なるほど。できるだけ頭で考えていることを文字で残して視覚化させておくことが大事ということですかね?

目で見てわかるのは、やっぱりすごく大事です。

ケアレスミスも減りそうですね。

そうですね。
その上でやっぱり気付けることもすごく増えてきますし、宿題でこういうことをやると、ここをミスしやすいなとか。自分のミスの傾向とかに気付けたりするので、普段の学習からミスをなくすってことができるようになってきます。

先生が途中式書けと言う理由の本質はここですね。

なるほどね。

ほかの科目でも答えを出すまでのプロセスが視覚化されるべきだとは思うんですね、途中式みたいに。国語とかはどうなるんですかね?

国語ですと文章でダーって残すのは時間のロスになりかねないので、例えば本文にチェックを入れておく、文章自体にもチェックを入れておくとか設問の気を付けるべきところですね。漢数字で書けっていうところをしっかりと丸しておくとか。

なるべく情報を頭の中で処理しないために、プロセスを残してあげるのがすごく大事ですね。

最後の時間の使い方で差が出る

じゃあ、最後の3つ目は?

こちらはさっきと少し重複するところもありますが「最後の時間の使い方」。
問題全体を見て時間配分して、実際に解いてみて分からない問題を飛ばしつつ最後にやっぱり5分10分余るんですね。

そういう子達って多分めちゃくちゃ多いと思うんですね。

私、算数見ててめっちゃ多いんです。国語はどうですか?

いますね。2択で最後まで考えている子とボ~~~っと時が過ぎるのを待っている子ね…。

最後の時間の使い方がものすごく大事になってきます。やることは2つです。

①途中式の見直し

最後、点数を最大化するためにまずは先程も出てきた見直し、こちらの途中式を見る。目で見直してミスをなくしていく。

先程の通分のミスを見つけられたり、「約分し忘れてた!」も見つけられますし。あとは三角形なのに割る2を忘れていたとか。式を見て気づけることって相当多いんですね。

なので、そういう見直しを途中式を使うことで活用してスピーディーに行う、これが見直しの仕方。

なるほどね。

②問題文を読む

もうひとつ意外と大事なのは、問題文を読むことです。問題文には意外とたくさんの大事な情報が載ってます。

よくあるのが「立体の体積を求めなさい」なのに表面積を求めてたとか、「X座標を答えよ」なのにX座標・Y座標の両方書いてたとか、「全て求めよ」なのに1個しか書いてないとか、問題文を見て「あっ!2個以上あるのか」と気付けたりとか。

問題文で気付くこと多いですね。

これぞ「 ザ・ケアレスミス 」っていうやつですね。自分の書いた答えが問題文と合致しているのかをここできちんと確かめる、という見直しの仕方がすごく大事ですね。

テスト最後の時間の使い方

③それでも時間が余った時にすること

見直しをスピーディーにパーっとやって、途中式を一手一手を確認しつつ、問題文の条件にも合致しているなと確認しつつ、解いた問題に対して確認がきちんとできた。

それでもまだ時間が残った場合、飛ばした問題に対してしっかり粘ってほしいんですね。
粘る。シンプルです。最後の1秒まで粘る。

なぜかと言うと、粘っても解けることはほとんどないです。得点はそんなに上がりません。ただ粘った方が絶対に次の日、その次の日に伸びます。

なんでですか?

これはイメージしていただいたら分かりますが、ぼーっとしてその後自己採点する子と最後の1秒まで頑張って「あー!それでもわからん!」となって自己採点する子、後者の子の方が解説をちゃんと読むんですよね。

駿台・浜学園の生徒は「あぁっ!やっぱここそうなっとったか!」と悔しがる子が多いのですが、自己採点で学び取ることが多いんですね。

わかります、わかります。

なので、見直しはケアレスミスをなくすためですが100%はなくならないので、このステップを挟んだ上でケアレスミスをした。それはやっぱり悔しいじゃないですか。

その悔しさがやっぱりあってこそ、ミスの原因というものを追求しようとするわけですね。

なので 、見直しをしっかりする、わからない問題をしっかり粘る。これは次のテストの向上につながります。

う~ん、なるほど。

そこまで見据えた3つのポイントでした。

テストの受け方が大事で、さらにその後にも繋がっていくのがポイントですね。

駿台・浜学園 2ヶ月に1回ぐらい公開テストがあるので、次はより良い点を、次はより良い点をってやっていかないと、どうしてもやり過ごすだけになっていくと何も生まれないので。

もったいないですもんね。

もったいないです。なるほど、ありがとうございました!

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